業務用ポータブル電源は、各メーカーからさまざまな製品が販売されています。ひとくちにポータブル電源といっても、充電しておける電気量や出力の強さ、搭載している機能など、スペックはさまざま。 用途に合わせてピッタリの製品を導入する必要があります。
ここでは、業務用ポータブル電源の導入を考えている方のために製品の選び方について解説していきます。
| BCP対策や非常用電源としての 使用を検討中 |
選ぶPOINTは
【安定稼働】
2011年の東日本大震災において、バッテリー放電等によって正常に作動しなかった発電機はなんと全体の 41%(※)。実に2〜3台に1台は「動かなかった」のです。そうならないためにも、
有事の際の使用を検討しているなら、肝心な時に頼りになる”安定駆動”にこだわった製品の導入をおすすめします。 |
|---|
保護回路の種類数
9種類
重さ
55kg
容量
3,000Wh
出力
3,000w
サイズ
508×645×368mm
価格
1,650,000円(税込)
日本製&9種類の保護回路が安全性を徹底確保
幅広い年代で使いこなせる
シンプルな操作性
| イベント会場や撮影現場などで 長時間の使用を検討中 |
選ぶPOINTは
【大容量】
例えば音楽イベントで、ギターアンプ、ベースアンプ、ミキサーなど、基本的な音響機材を半日(約8時間)稼働させる場合、約8000Whの容量は欲しいところ。 イベント会場や撮影現場などにおいて、複数の機器に長時間電力を供給し続けたい場合は、”バッテリー容量の多い”製品の導入をおすすめします。 |
|---|
保護回路の種類数
記載なし
重さ
約110kg
容量
8155Wh
出力
2500w
サイズ
460×600×600mm
価格
記載なし
長時間のイベント・
撮影現場でも安心の大容量
停電時には瞬時に切替えが可能
見つかりませんでした
| 社内での催しのような 日常的な使用を検討中 |
選ぶPOINTは
【超軽量】
“業務用”といえども気軽な使用を想定している方もいるでしょう。社内でのちょっとした催しやキャンプでの電源確保など、日常的な使用を想定しているなら持ち運びやすいように、”軽さ”にこだわった製品の導入をおすすめします。 |
|---|
保護回路の種類数
4種類
重さ
10.9kg
容量
1002Wh
出力
1000w
サイズ
333×234×244mm
価格
148,500円(税込)
片手で持ち運べるほど軽い
知見を活かした品質管理
業務用ポータブル電源でまず大事なのは、用途に合ったバッテリー容量を選ぶということ。 「言われなくてもわかっているよ」とおっしゃる方も多いかもしれませんが、実はバッテリー容量には「Wh(ワットアワー)」という聞き馴染みのない単位が使われています。 これが何を表すのか理解することではじめて、用途にあったバッテリーを選ぶことができるのです。ここでは、「Wh」の意味と、一般的に使われている家電製品の消費電力リストをご紹介しています。
「定格出力」「出力波形」という言葉をご存じでしょうか?なかなか普段なじみのない言葉だと思いますが、こちらもポータブル電源を選ぶためには知っておく必要のある言葉です。
定格出力は、電源が安定して出力できる電力量のこと。使用する家電製品の消費電力より定格出力が小さければ、家電製品は動作しません。Whと同様に、製品を選ぶ上で必ずチェックしなければならないポイントのひとつです。
また、出力波形についてもぜひチェックしましょう。出力波形とは、ポータブル電源の安全性・安定性に繋がる指標の一つ。大きく分けて3つの出力波形の中から選ぶべき波形について、わかりやすく解説しています。
企業のBCP対策として業務用ポータブル電源を導入しようとお考えの方もいるでしょう。その際には業務用ポータブル電源に「UPS機能」が搭載されているかどうかをチェックする必要があります。 UPS機能とは、簡単に言うと停電時などにPCやストレージ、ネットワーク機器などを守る機能のこと。こちらではUPS機能の詳細や注意点などについて詳しく解説しています。
ポートにはAC(コンセント)ポート、DCポート、USB-Aポート、USB-C(Type-C)ポート、アンダーソンといった様々な種類がありますが、どれがどんな端子のことかイメージできず、選び方がわからないという方も珍しくありません。
ポートによって、扇風機や電気ケトルといった特定の家電製品への使用が向いていたり、PCやモバイル端末への使用が向いていたりと特徴があります。車中泊なのか、アウトドアなのか、家庭用なのか、ポータブル電源の活用シーンを想像しながら、どのような機器と接続したいのか考えてみましょう。どのポートに対応しているポータブル電源が必要なのか、ポータブル電源選びの参考にしてください。
ポータブル電源の主な役割は、その名の通り他の電子機器を充電したり停電時・非常時に使用できる電源を確保したりすることですが、その他にも便利な機能がついているものがあります。製品によって、電源としての機能以外に備えられている+αの機能を紹介。
通常ポータブル電源そのものを充電する際はどこかのコンセントに接続する必要がありますが、災害時はそれも不可能。そういった場合に助かるそのほかの充電方法、ソーラーパネルを用いての充電機能やカーチャージ機能、パススルー機能があれば、ポータブル電源そのものが使えなくなってしまう事態を避けられます。
またポータブル電源の使用シーンが室外であれば、電気を確保できないときのためのライト機能や、防水機能もあると便利でしょう。
リチウムイオン電池やモバイルバッテリーなど「電気用品安全法(PSE)」の対象に指定されている電気用品は、発火や感電など事故を防止し安全を担保するため、PSE適合性検査を受けてクリアし、PSE認証マークを取得して製品に表示する義務があります。
ポータブル電源は電気用品安全法(PSE)の対象ではないため、PSE適合性検査を受ける必要も、PSE認証マークを取得して表示する義務もありません。またPSE適合性検査によって業務用ポータブル電源の安全性を確認することもできません。
一方ポータブル電源に付属するACアダプターは電気用品安全法(PSE)の対象になるので、ACアダプターについては、PSE適合性検査を受けて安全を確認しPSE認証マークを取得し表示する義務があります。
関連記事一覧
BCP・非常用の【安定稼働】な
業務用ポータブル電源
IPS-3000A
(株式会社アイ・ディー・エクス)

長時間使用する方用の【大容量】な
業務用ポータブル電源
EPU-8125
(株式会社エジソンパワー)

日常的に使用する方用の【超軽量】
な業務用ポータブル電源
BN-RB10-C
(株式会社JVCケンウッド)

※2021年6月25日時点、公式HPに活用事例が掲載されている企業の中から、それぞれ以下の基準で選定しました。
・BCP対策や非常用にオススメの電源:バッテリー内の保護回路の種類が一番多かったもの
・イベントなど長時間の使用にオススメの電源:バッテリー容量が一番大きかったもの
・日常的な用途にオススメの電源:重量が一番軽かったもの