適材適所の業務用ポータブル電源その選び方とは? » 業務用ポータブル電源の選び方 » ポートの種類と用途について

ポートの種類と用途について

ポータブル電源を選ぶ際のポイントのひとつに、「ポート」があります。ACポートやDCポート、USBのType-AやType-Cなど、耳にするだけではイメージがわかないもの。

ポータブル電源を使用するシーンや接続機器によって、適するポートは異なります。ここでは、ポート毎に対応する電化製品や特徴についてまとめました。

\注目/ 【安定稼働・大容量・超軽量】
業務用ポータブル電源はここから選ぼう

ポートの種類

AC(コンセント)ポート

「コンセント」と聞いてまず想像する二つ穴形式の、一般的なプラグに対応している出力ポートです。普段自宅で使用している扇風機や炊飯器、ドライヤーなどほとんどの家電製品や電子機器はACポートに接続できます。ACポートは汎用性が高く使用する場面も多いので、ポータブル電源を選ぶ際はACポートが2口以上あるものを選ぶと便利でしょう。

ACポートがあれば、屋外でも扇風機や炊飯器が使えます。アウトドアには必須ともいえるでしょう。

DCポート

DC電源ポートのほとんどはシガーソケットタイプとなっています。車載を目的に作られた電化製品を接続できる出力ポートで、小型の家電に使用することが一般的です。

車載用の電気ケトルや炊飯器などはシガーソケットからしか給電できないものも多いので、特に車中泊やキャンプでのポータブル電源の使用を考えている方にとっては必須。

DCポートはACポートと比べ消費電力を低く抑えられるという特徴があるので、電化製品の長時間利用を考えている場合もDCポートの数をチェックしてみましょう。

USB-Aポート

一般的なUSBタイプの出力ポートで、スマートフォンやタブレットの充電に便利です。アダプタがあればACポートからでもスマートフォン・タブレットの充電は可能ですが、直接コードをつなげるUSB-Aポートがあればその分ACポートが空くので、別の機器を接続できます。

USB-Aポートのなかには急速充電に対応したタイプもありますので、モバイル端末・ノートPC・ゲーム機器を素早く充電したいというニーズのある方はこの点もチェックすると良いでしょう。急速充電対応は、非常時、連絡手段を途絶えさせたくないときにも有用です。

USB-C(Type-C)ポート

新しい規格のUSBポートです。上下の区別が無いため接続端子の表裏を気にせずに使用できます。スマートフォンでもUSB-C規格のものが増えてきているため、今後デバイスを新しくする予定がある方は、USB-Cポートのあるポータブル電源を選ぶのが無難でしょう。

アンダーソン

ソーラー充電をするためのソーラーパネルとの接続や、大容量機器との接続に使用します。

ポータブル電源を非常時(屋外)・アウトドアで使おうと考えている方にとって、コンセントが無い場所でもポータブル電源自体の充電を行えるかは大切なポイント。ソーラーパネルでの充電を視野に入れる場合はアンダーソンについても見てみると良いでしょう。

業務用ポータブル電源の
選び方について解説!

活用シーン別
業務用ポータブル電源 3選

BCP・非常用の【安定稼働】な
業務用ポータブル電源

IPS-3000A
(株式会社アイ・ディー・エクス)

株式会社アイ・ディー・エクスのポータブル電源

引用元:「株式会社アイ・ディー・エクス 公式HP」https://www.idx.tv/products/index.php/item?id=573
製品の特徴
9種の保護回路搭載で安心
日本製&日本での保守対応
重さ:55kg
容量:3,000Wh
出力:3,000w

長時間使用する方用の【大容量】な
業務用ポータブル電源

EPU-8125
(株式会社エジソンパワー)

産業用蓄電池開発・製造センター.comのポータブル電源

製品の特徴
バッテリー容量8,155Wh
省エネに優れた給電方式
保護回路の種類数:記載無
重さ:約110kg
出力:2500w

日常的に使用する方用の【超軽量】
な業務用ポータブル電源

BN-RB10-C
(株式会社JVCケンウッド)

株式会社JVCケンウッド 公式HPのポータブル電源

引用元:「株式会社JVCケンウッド 公式HP」https://www.jvc.com/jp/portable-power-supply/lineup/bn-rb10-c/
製品の特徴
本体重量わずか10.9kg
ハンドル収納でコンパクト
保護回路の種類数:4種類
容量:1002Wh
出力:1000w

※2021年6月25日時点、公式HPに活用事例が掲載されている企業の中から、それぞれ以下の基準で選定しました。
・BCP対策や非常用にオススメの電源:バッテリー内の保護回路の種類が一番多かったもの
・イベントなど長時間の使用にオススメの電源:バッテリー容量が一番大きかったもの
・日常的な用途にオススメの電源:重量が一番軽かったもの