ここでは、東西商事株式会社のポータブル電源「MU2000WE」について紹介しています。
「MU2000WE」に搭載されているバッテリーは、2,048Whという大容量のものです。リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、安全性の高いバッテリーセルを採用しています。リン酸鉄リチウムイオン電池は、結晶構造が強固という特徴を持っており、熱安定性が高くなります。
これにより、持ち出して使うことが多いポータブル電源でも安心して使用できるのです。容量が多いほど蓄えているエネルギーが大きいため、破損時の危険性が気になりますが、安全性が高いセルを採用していると安心できます。
BMSというバッテリーマネジメントシステムが搭載されているので、過電流、過電圧、電池内加熱、過充電からバッテリーを守ってくれます。
バッテリーが熱を持つと発火して火災の原因となりかねないため、多重保護システムがあると安心できるでしょう。
重量は36kgあるので、比較的重さはあります。しかしMU2000WEの特徴は、折り畳みハンドルがあり、車輪も装備していることです。
ハンドルを簡単に引き出して、そのままスーツケースを引くように移動させられます。屋外に持ち出すときに、誰でも簡単に移動できるのは魅力的です。持ち出しての使用が想定されているポータブル電源では、嬉しい装備です。
容量 | 2,048Wh |
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出力 | 定格:2,000W(最大定格4,000W) |
出力ポートの種類・数 | AC:4 DC:4(シガーソケット:1、DCポート:1、USB TypeA:2) |
入力ポートの種類・数 | AC100V、MPPT、シガーソケット |
本体寸法 | 530mm×320mm×430mm |
重量 | 36kg |
UPS機能 | なし(簡易UPSあり。本来のUPS機能とは異なる) |
保証期間 | 本体1年 LiFePO4バッテリー2年 |
その他展開している製品 | なし |
簡易UPSが搭載されているため、電源が遮断されると困る電子機器のためのバックアップとして用意できます。独自のスマートインテリジェント制御なので、本来のUPS機能ではありませんが、バックアップとなるでしょう。
特に企業のバックアップ電源におすすめできる理由は、拡張バッテリーの装備やバッテリーの交換が可能なことです。従来は、寿命を迎えたバッテリーが懸念点となっていましたが、単体で交換できるのはメリットなので、企業で使うポータブル電源におすすめです。
屋外でのアウトドアにも使用できます。外での使用を想定して、保管時用のカバーも用意されています。一時的に外に保管する際も、カバーで覆っておけば塵などから守れるでしょう。既述した車輪とハンドルがあるので、屋外での移動も楽々です。
トップページでは、3つの活用シーンに合わせて、オススメのポータブル電源を紹介しています。
雑貨の輸出入からスタートした長年の実績がある会社です。再生可能エネルギー関連の製品も数多く取り扱っており、ソーラーシステム関連機器や地中熱ヒートポンプの輸入販売も行っています。
ポータブル電源のデモ機の貸し出しも行っています。国内限定で期間は2週間となっていますが、実際に使い勝手を確認するのに嬉しい制度です。購入してから「思っていたのと違った」という事態を避けるためにも、事前に使い勝手をチェックするとよいでしょう。条件があるため、申込書をよく確認してからデモ機を使用することをおすすめします。
本社所在地 | 東京都港区東麻布1丁目26番8号 イイダアネックス東麻布 |
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設立年 | 1954年 |
資本金 | 1億5,000万円 |
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・BCP対策や非常用にオススメの電源:バッテリー内の保護回路の種類が一番多かったもの
・イベントなど長時間の使用にオススメの電源:バッテリー容量が一番大きかったもの
・日常的な用途にオススメの電源:重量が一番軽かったもの