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UPS機能とは?

UPSは、Uninterruptible Power Supplyの略称。日本語では「無停電電源装置」と訳されます。 UPSの主な機能は停電時でも電力を供給し続けること。急な停電でコンセントからの電力供給が遮断された場合、瞬時にUPS機能が働き、電力供給を再開します。 急に電源が落ちてしまうと、データが破損してしまう恐れがあるため、重要なデータを取り扱う業務や自社内にデータを保管している企業にはもはや必須設備。 さまざまな企業でUPS機能付きのポータブル電源を導入し、停電に備えておくことは、もはや必至と言えるでしょう。

そのほか、非常時でも業務を止めることができない病院・介護の現場や、常に温度を管理していなければならない業務用冷蔵庫・冷凍庫などでも導入すべきと言えます。

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停電時以外にも起きやすい電力トラブル

停電だけでなく、PCやストレージ、サーバーの電源が落ちてしまうことはしばしばあります。たとえば、電源コードを足に引っかけたり、物を動かすときにひっかかってしまうなど。 電源リスクは想定しきれない面もあるので、UPS機能があるに越したことはないでしょう。

どんなものに接続すべき?

PCやストレージ、サーバーは電源が落ちることでデータが損失しかねないので、優先的に接続するべきでしょう。 また継続的にデータのやりとりをしている可能性があるので、ルータやLANのハブなども接続しておくべきと言えます。 冷蔵庫・冷凍庫など、温度を一定に保つ必要がある機器に接続している場合も多く、近年では新型コロナウイルスワクチンを保管するフリーザーのバックアップ電源として導入されているようです。

UPSモードだと出力が下がることも

注意しなくてはならないのは、UPS機能が作動しているときは、通常時よりも出力できる電力が下がる場合があるということ。 これはバッテリー充電も同時におこなうためです。停電時に接続する機器の数や消費電力について事前に計算しておくと安心でしょう。 UPS機能付きの業務用ポータブル電源を導入する場合は、UPSモードで動作する時の挙動について、確認することをおすすめします。

UPSの市場動向

無停電電源装置(UPS)は、停電が発生したときでも電子機器や電化製品が稼働できるようにするバックアップ電源なので、世界の市場で大きく拡大しています。さまざまな業種において電化製品が稼働しなければ作業や通信を継続できないからです。

アジア太平洋地域の市場は2025年までに3,900.3百万米ドルに達すると予想されており、ヨーロッパの市場は2025年までに3,300百万米ドルと予想されています。

国内だけでなく、中国やインドなどの産業ブームなどによって工業生産に依存している地域や国はたくさんあります。これらの工場などを効率的に稼働させるために、電源バックアップデバイスの重要性が高くなっているのです。

経済の発展によって電子機器やエネルギー需要が増加しているため、UPSの世界市場での需要も高まると予測されています。

※参照元:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000443.000059861.html)

 UPSの導入が進んでいるシーンや業界

電源異常は複数の種類に分けられますが、災害による停電だけでなく送電線ルートの切り替えによる瞬時停電なども起こり得ます。

そのため、電源異常から保護すべき機器が使用されている場所であれば、どこでも導入が進んでいます。

例えば、オフィスではパソコンやサーバーなどが常時稼働する必要がありますし、データセンターにあるサーバーも、電源が落ちることにより故障の危険性があるでしょう。

金融関係のコンピューターやオンライン端末、ATM端末なども電源がシャットダウンされると弊害が生じます。また放送局などの放送機器や電子機器は、常時稼働している必要があります。

病院の情報管理システムや電子カルテシステムなどの停電により電源がシャットダウンされるとサーバーなどに影響が出る可能性もあるでしょう。

防災の観点からも重要施設であれば、かなりの確率でUPSが実装されていますし、工場や商業施設などでも導入されています。

このように、業界を問わずして電化製品を保護することで、情報を守ったり通信環境を整えたりする必要があるのです。

まとめ

無停電電源装置(UPS)は、予期せぬ停電や電源異常の際に電源を供給する機器に対して一定時間電力を提供する装置のことです。

業界を問わずして導入が進められているUPSですが、インフラの重要施設はもちろんのこと工場などでも導入が進められています。

本サイトトップページでは、UPS機能付き、バックアップ用電源・非常用電源として【安定稼働】が強みのポータブル電源を紹介しています。その他にも、【大容量】のポータブル電源、日常的に使用できる【超軽量】を特色としているポータブル電源も紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

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業務用ポータブル電源の
選び方について解説!

活用シーン別
業務用ポータブル電源 3選

BCP・非常用の【安定稼働】な
業務用ポータブル電源

IPS-3000A
(株式会社アイ・ディー・エクス)

株式会社アイ・ディー・エクスのポータブル電源

引用元:「株式会社アイ・ディー・エクス 公式HP」https://www.idx.tv/products/index.php/item?id=573
製品の特徴
9種の保護回路搭載で安心
日本製&日本での保守対応
重さ:55kg
容量:3,000Wh
出力:3,000w

長時間使用する方用の【大容量】な
業務用ポータブル電源

EPU-8125
(株式会社エジソンパワー)

産業用蓄電池開発・製造センター.comのポータブル電源

製品の特徴
バッテリー容量8,155Wh
省エネに優れた給電方式
保護回路の種類数:記載無
重さ:約110kg
出力:2500w

日常的に使用する方用の【超軽量】
な業務用ポータブル電源

BN-RB10-C
(株式会社JVCケンウッド)

株式会社JVCケンウッド 公式HPのポータブル電源

引用元:「株式会社JVCケンウッド 公式HP」https://www.jvc.com/jp/portable-power-supply/lineup/bn-rb10-c/
製品の特徴
本体重量わずか10.9kg
ハンドル収納でコンパクト
保護回路の種類数:4種類
容量:1002Wh
出力:1000w

※2021年6月25日時点、公式HPに活用事例が掲載されている企業の中から、それぞれ以下の基準で選定しました。
・BCP対策や非常用にオススメの電源:バッテリー内の保護回路の種類が一番多かったもの
・イベントなど長時間の使用にオススメの電源:バッテリー容量が一番大きかったもの
・日常的な用途にオススメの電源:重量が一番軽かったもの