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ポータブル電源はレンタルできる?

電源がない環境で電化製品を使用したい。ポータブル電源を使いたいが、購入するほど頻繁・長期間使用する予定はない。そんな場合はレンタルを検討する方もいるのではないでしょうか。

気になるのは、どのくらいの規模のポータブル電源がレンタルできるのか、また、費用やレンタル期間の目安。ここでは、ポータブル電源をレンタルする前に知っておきたいポイントをご紹介します。

レンタルの用途

ポータブル電源をレンタルする用途として、キャンプや車中泊、釣りなどのアウトドアがあげられます。野外撮影や合宿など、野外でのイベントはさまざま。今ある設備では電源供給が足りないという場合に、追加でポータブル電源のレンタルを考えることもあるでしょう。

ポータブル電源があれば、電源のない屋外で暖房機器や調理機器といった電化製品を利用できるので、宿泊時にも便利。就寝時にスマートフォンを充電しておいたり、音響機器を再生したりもできるでしょう。

もちろんアウトドアだけでなく緊急時の電源確保のために用いたり、電源が設置されていない現場での工事でも活躍したりします。

レンタルの期間

ポータブル電源のレンタル期間は自由に設定することが可能ですが、一般的にレンタルを検討する場合は短期間の利用を想定しているでしょう。最短で1日のレンタルに対応している場合もあれば、3日以内などの一定期間からのレンタルの場合もあります。

基本的には1日~10日程度でのレンタルが多く、長くて半年ほどの期間を提示しているところもあるようです。

ポータブル電源をレンタルする場合、使用予定日の前日に手元に到着するのであれば、事前に使用できるかの確認をしておくのがベター。また、返却日がレンタル期間に入っているかもチェックしておきましょう。誤って期間を超過してしまったり、慌てて返却したりする必要のないようにスケジューリングができます。

費用目安

ポータブル電源のレンタル費用は、容量やレンタル期間によって大きく異なります。

小型のタイプであれば、1日3,000~5,000円程度でレンタルできますし、大型のタイプになると1日7,000~8,000円からのレンタル費用となるようです。

ポータブル電源の種類や、レンタルを依頼する店舗によっては、1週間前後や1か月などレンタル期間・費用が固定されているケースもあります。

レンタルの流れ

ポータブル電源をレンタルする流れは、以下の通りです。

短期間であればレンタルでコストを抑えることもできますが、半年以上の長期に渡ったり、頻繁に使用することが想定される場合は、購入した方がコストを抑えられます。

活用シーン別
業務用ポータブル電源 3選

BCP・非常用の【安定稼働】な
業務用ポータブル電源

IPS-3000A
(株式会社アイ・ディー・エクス)

株式会社アイ・ディー・エクスのポータブル電源

引用元:「株式会社アイ・ディー・エクス 公式HP」https://www.idx.tv/products/index.php/item?id=573
製品の特徴
9種の保護回路搭載で安心
日本製&日本での保守対応
重さ:55kg
容量:3,000Wh
出力:3,000w

長時間使用する方用の【大容量】な
業務用ポータブル電源

EPU-8125
(株式会社エジソンパワー)

産業用蓄電池開発・製造センター.comのポータブル電源

製品の特徴
バッテリー容量8,155Wh
省エネに優れた給電方式
保護回路の種類数:記載無
重さ:約110kg
出力:2500w

日常的に使用する方用の【超軽量】
な業務用ポータブル電源

BN-RB10-C
(株式会社JVCケンウッド)

株式会社JVCケンウッド 公式HPのポータブル電源

引用元:「株式会社JVCケンウッド 公式HP」https://www.jvc.com/jp/portable-power-supply/lineup/bn-rb10-c/
製品の特徴
本体重量わずか10.9kg
ハンドル収納でコンパクト
保護回路の種類数:4種類
容量:1002Wh
出力:1000w

※2021年6月25日時点、公式HPに活用事例が掲載されている企業の中から、それぞれ以下の基準で選定しました。
・BCP対策や非常用にオススメの電源:バッテリー内の保護回路の種類が一番多かったもの
・イベントなど長時間の使用にオススメの電源:バッテリー容量が一番大きかったもの
・日常的な用途にオススメの電源:重量が一番軽かったもの